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ファイザー($PFE)企業分析

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企業概要

2019年版 製薬会社売上高世界トップ10の棒グラフ。
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/16219/

米ファイザー社は、1849年にチャールズ・ファイザーらによってニューヨークで創業されました。

2019年の世界の製薬会社の売上世界2位です。

メガファーマと呼ばれ、巨額のM&Aを繰り返してブロックバスター(大型新薬)を獲得することで事業を拡大しています。

R&D(研究開発費)に9000億円投資しているものの、ファイザー自身は、1998年のバイアグラ純粋な新薬は登場していません。

Pfizer($PFE)のビジネスモデル

Pfizerの事業ポートフォリオは、以下の6つに分かれています。

  1. Vaccine(ワクチン領域)
  2. Oncology(がん領域)
  3. Internal Medicine(内科領域)
  4. Hospital(ホスピタル領域)
  5. Inflammation&Immunology(炎症免疫領域)
  6. Rare disease (希少疾患領域)

主力製品は、血栓塞栓症治療薬エリキュース、トランスサイレチン型心アミロイドーシス治療薬ヴィンダマックス、関節リウマチ治療薬、ゼルヤンツ、エンブレル、神経性疼痛治療薬リリカ、乳がん治療薬イブランス、禁煙補助剤チャンピックス等です。

2021.1Qでは、ワクチンがダントツの売上となっていますが、これは、コロナウイルスワクチンのブースト分があるためです。

2021.1Q2020.1Q
Vaccines4,8941,611
Oncology2,8622,435
Internal Medicine2,5942,332
Hospital2,3432,088
Inflammation & Immunology1,065978
Rare Disease824639
Total Revenue$ 14,582$ 10,083

Vaccinesの売上は3倍近くにもなっています。

Pfizer($PFE)の基本情報

yahoo finance USより

PERは23.4、配当利回りは3.92%です。(2021/5/5現在)

売上とEPSの推移

Pfizer($PFE)の決算

直近決算(2021.1Q)

◯EPS: $0.93(予想$0.78予想)
◯売上高: $14.6B(+45%)(予想$13.6B)
◯FY21ガイダンス
EPS: $3.55~3.65(予想$3.36)
売上高: $70.5~72.5B(予想$62.99B)

ワクチン売上高:$15B→$26Bに上方修正

直近決算は、売上、EPSともに予想を上回り、ガイダンスを上方修正しました。

COVID-19ワクチンに対して〜カンファレンスコールより〜

2021年4月中旬時点で、納入予定のCOVID-19ワクチンを約16億回分契約している。
その結果、4月中旬までに締結した契約に基づき、収益ガイダンスを上方修正する。
2021年に同ワクチンから約260億ドルの収益を見込んでいる。
また、当社は世界の複数の国とそのニーズについて継続的に協議しており、これらの協議が追加の供給契約につながることを期待している。

COVID-19ワクチンには、インフルエンザワクチン同様継続性のある需要が見込めると考えている。
世界中の保健当局のCOVID-19対策の継続的な取り組みにおいて、長期的なパートナーでありたいと考えている。
これには、地域の要件に適した継続的なパンデミックワクチン接種方法の計画も含まれる。
そのために、パートナーであるバイオンテック社とともに、2022年には少なくとも30億回分の製造能力を持つことを期待している。

当社は、22年以降のCOVID-19ワクチンの複数年契約について、世界の多くの国と協議している。
実際、最近、英国とは2021年に6,000万回分を追加供給する契約を、イスラエルとは2022年に数百万回分を供給する契約を締結した。これは、政府が各国のガイドラインに従って適格な国民全員にワクチンを接種するのに十分な量で、さらに追加接種のために数百万回分を購入するオプションも付いている。

カナダとは、22年と23年に最大1億2,500万回分を供給し、2024年には最大6,000万回分を追加供給するオプションを付けることで合意した。ファイザー・バイオンテック社のワクチンが、壊滅的なパンデミックの収束に貢献することで、世界的な影響力を持ち続け、世界中の経済が開かれるだけでなく、開かれた状態を維持し、ファイザーがリーダーとしても受益者としてもあり続けることができるシナリオを作ることが、私たちの願いである。

この目標を実現するために、私たちは強力な科学的手法を用いて、COVID-19ワクチンによる疾病予防効果を最大化するだけでなく、2種類の新規プロテアーゼ阻害剤(静脈内投与と経口投与)の開発にも取り組んでいる。当社では多くの臨床試験が進行中であり、年内には複数の結果が得られ、提出される予定である。

また、COVID-19ワクチンの安定性向上に向けても前進していると考えている。

ファイザー社とバイオンテック社のCOVID-19ワクチンの共同研究の構成は、粗利益を50対50で配分している。ただし、ドイツとトルコではバイオンテック社から利益分配を受け、中国は参加していない。現在、継続的なプロセスの改善、現在の施設の拡張、新しいサプライヤーや委託製造業者の追加を前提として、21年に最大25億回分の製造が可能であると見込んでいる。

Pfizer($PFE)株価推移

seeking alphaより

YTDで+8.20%上昇しています。

今後のファイザー株価はどうなる?

順調な決算を受けて、相場全体の下げ局面にもかかわらず株価は微上昇しました。

ワクチン売上が想像以上に伸びており、ワクチンが今後も伸びていくようであれば、今後も期待出来ると思います。PERは23.4、配当利回りは3.92%で、割と割安感もあります。

コロナウイルスワクチンだけではなく、他の事業も順調に伸びているところFDA承認が進みそうなところも期待できる要因だと思います。

https://www.cnbc.com/2021/05/04/pfizer-pfe-earnings-q1-2021.ht

リスク要因

ワクチン特許、米政府「放棄も」(写真=ロイター)
【ウィーン=細川倫太郎、ワシントン=鳳山太成】米政府が新型コロナウイルスワクチンの国際的な供給を増やすため、特許権の放棄に前向きな姿勢をみせている。途上国が生産を増やす手段として要請を強めているためだ。ワクチン外交を繰り広げる中国やロシアへの対抗の側面もあるが、技術流出を懸念する製薬会社は猛反発している。サキ大統領報道...

米政府が新型コロナウイルスワクチンの国際的な供給を増やすため、特許権の放棄に前向きな姿勢をみせています。特許を放棄すれば、ライバル企業が増える事になり、嫌気される可能性があります。

また、今回の決算が想像より良かったのは、コロナウイルスワクチンの要因が大きいと思います。コロナウイルスワクチンの動向には注意していくことが大切かと思います。

$BNTXについて

決算発表後、バイオンテック($BNTX)が15%超下げました。

なお、バイオンテック($BNTX)は、今年のコロナウイルスワクチンの売上を13Bと見込んでいます。

ファイザーが新しく提示した売上$26Bのうち、粗利の半分が折半されますので、バイオンテックの売上予想はちょっと高いと考えられたかもしれません。

はっさく@米国株ストーリーテラーさんのnoteに詳しく計算されています。

ファイザー( $PFE)決算報告からバイオンテック(BNTX)の今後を占う。|はっさく@米国株ストーリーテラー|note
全文無料でご覧いただけますが、「タメになったよ!」という方がおりましたらご支援頂けますと今後のモチベーションになります。 また本noteは投資を勧めるものではありません。 投資は自己責任で宜しくお願い致します。 ----------------------------------------------------...

はっさくさん@米国株ストーリーテラー素敵な記事&リンクをありがとうございます。

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