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スノーフレイク($SNOW)株価分析 2022.1Q決算 ビックデータを扱うクラウドDWHのリーディングカンパニー 

snow

今回は、2,020年の超大型IPO銘柄のスノーフレイクについて、書いていこうと思います。

まとめ

・スノーフレイクはデータウェアハウスのリーディングカンパニー
・最近のテック企業にしては珍しく従量課金モデルを採用している
・2022.1Qの決算は売上成長率が維持され、粗利や40%ルールでも非常に高い数値にある
・非常に高いバリュエーションが許容されている
・今後も競争力を維持出来るか注視していく必要がある

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スノーフレイク($SNOW) 企業概要とビジネスモデル

本社カリフォルニア州サンマテオ
CEOFrank Slootman
設立2012年
IPO2020年
時価総額67.533B

スノーフレイクは、企業向けにデータウェアハウスを提供しています。

データウェアハウスとは、直訳するとデータの倉庫ということになります。

様々な異種のデータソースからのデータを蓄積するデータウェアハウスを構築する技術です。

Snowflake HPより

スノーフレイクのサービスを使うことで、数十年来の問題であるデータサイロとデータガバナンスを解決し、ひとつのプラットフォームを使い、たくさんのワークロードで、データサイロ化することなく、データクラウド体験をどこにいても始めることが出来ます。

今まで、CRM(顧客関係管理)、ERP(企業資源計画)、サプライチェーンなど別々に管理されていたものを、ETL化という特殊な処理をすることで統合したものをデータウェアハウスに保存し、データマイニング、データビジュアライゼーション、データツールやインフラストラクチャ、またベストプラクティスなどにつなげる事です。

copy right Ritz

データウェアハウスの市場環境

データウェアハウスの世界市場規模は、2019年に211億8,000万ドル、2020年から2028年にかけて年率10.7%で成長し、2028年には511億8,000万ドルに達すると予測されています。

https://www.datanyze.com/market-share/data-warehousing–240より作成

マーケットシェアはこのようになっています。

会社側も認識しており、S-1にもたくさんの競合がいることはリスクファクターと記載されています。

その中でも、スノーフレイクの特徴として、HPで挙げられているのは、以下の4つです。

①すべてのデータを信頼できる単一のソースに素早く簡単にアクセス出来ること。

②セキュリティ、ガバナンス、プライバシーがしっかりとしていること。

③迅速かつ容易なSQL分析。

④マネージドサービス。

市場には、アマゾン、マイクロソフト、グーグル等の錚々たるメンツが名を連ねます。

ガートナー社のレポートでは、リーダーに位置づけられています。

スノーフレイク($SNOW)のIR

Snowflake - Investor Relations

こちらのHPから、IRを参照できます。

では決算を見ていきましょう。

スノーフレイク($SNOW)直近決算

✕ EPS: -$0.70(予想-$0.16)
◯売上高: $228.9M(+110%)(予想$212.9M)
◯製品売上高ガイダンスQ2: $235~240M(+88~92%)

製品売上高: $213.8M(+110%)
Net revenue retention rate: 168%
総顧客数:4532(+67%YoY)
$1M以上の顧客数:104
製品グロスマージン:72%
調整後のフリー・キャッシュ・フローは10%
6月10日のSnowflake Summitに合わせて、当社初のバーチャルInvestor Dayを開催する

スノーフレイク($SNOW)のP/L

売上と成長率

順調に成長しています。2022.1Qも売上成長率は少し鈍化したものの、未だに110%を維持しています。

売上が好調な事として、EMEAおよびAPAC地域で大きな成長を遂げていることがカンファレンスコールで挙げられていました。今後も、グローバルな活躍に期待したいです。

粗利と粗利益率の推移

年々、粗利は上昇傾向であり、%で見ても57%前後で安定しています。良い条件でのクラウドサービス契約や、地域的な規模の拡大、法人顧客の成功等が、グロスマージンの改善に寄与していたようです。

一般管理費、研究費、マーケティング費

General and administrative(一般管理費)、Research and development(研究費)、Sales and marketing(マーケティング費)は、。General and administrative(一般管理費)の割合が若干低下し、利益率が改善しています。

EPSの推移

EPSの推移です。未だEPSはマイナスです。

スノーフレイク($SNOW)のB/S

流動比率543.29%
自己資本比率83.63%

バランスシートは健全だと思います。

スノーフレイク($SNOW)のC/F

未だ投資に多額の資金をつぎ込んでいます。

スノーフレイク($SNOW)の株価(2021/5/27時点)

finvizより

IPO後は、すごい勢いで上昇していましたが、2021年に入ってからは株価は軟調に推移しています。

決算後の株価の反応は、-3.5%でした。

スノーフレイク($SNOW)のバリュエーション(2021/5/27時点)

現在のPSRは、114.7です。一時期よりは下がってきたものの、非常に高いPSRが許容されています。

40%ルール

売上成長率+営業利益率で計算される40%ルールでは、

110%+(-16%)=94%>40%

で40%を上回っています。

スノーフレイク($SNOW)の今後の株価どうなる?

ポジティブな点

・今後も、オンプレミスからクラウドへの流れは続いていくと思われ、スノーフレイクはその恩恵を享受出来る。

・売上成長率は、今の所はコロナ後でもあまり落ちていない。

・粗利率は安定して高い。40%ルールに当てはめると、94%で競争力は申し分ない。

ネガティブな点

・業界にはGAFAがひしめきあい、競争は激しい環境にあると思われる。

・非常に高いバリュエーションが許容されている。

・株価が下降トレンドから抜け出せていない。

があります。

今回の決算自体は売上の成長が落ちていない事が非常に評価でき、良い決算だったと思います。

今後も競争で優位に立ち、順調に企業が成長出来るか注目していきたい企業です。

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