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マルケタ($MQ)株価分析 注目の2021年IPOフィンテック企業

mq

 今回は、直近IPOした注目のIPOフィンテック企業のマルケタについてS-1を中心にまとめていきたいと思います。

まとめ

・マルケタは、Open APIを用いて、決済サービスを提供している。
・TPVは2020年は177%増と急成長中。
・2021.1Qは売上成長率はYoYで123%。
・Squareへの顧客依存が強い。
・グローバル展開に期待とリスクが混在している。

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マルケタ($MQ) 企業情報とビジネスモデル

本社カリフォルニア州 オークランド
CEOJason Gardner
設立2010年
IPO2021年
時価総額16.703B

マルケタの会社の経営理念は、

Be the global standard for modern card issuing, empowering builders to bring the most innovative products to the world.

です。

現代のカード発行のグローバルスタンダードになることで、起業家が革新的な製品を世界にもたらすように支持すること

です。

IPO時の幹事は、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティなどでした。

企業が仮想または物理的なカードを発行し、トランザクションを処理するためのプラットフォームとAPIを提供する金融インフラのスタートアップです。

LOGO
Marqeta S1より

open API を提供することで、issure(発行銀行)と、Card Networkの間にたち、誰でもカードを手軽に発行できるようにしました。また、物理的カード、バーチャルカードでの発行が可能です。

したがって、VISAやMASTERCARDとは競合しません。むしろ、VISAやMASTERCARDはマルケタに投資しています。

競合には、AdyenやStripeなどのデジタルな決済処理会社があります。

LOGO
Marqeta S1より

Marqeta Issuingは文字通り、物理的、仮想的、およびトークン化されたカードを発行できるようにします。

カスタムカード機能があり、発行銀行との関係やカードネットワークとの直接の統合により、お客様は、複雑な関係や統合を自ら構築することなく、企業のビジネスニーズに合わせてカスタマイズされたカードプログラムを効率的に立ち上げ、管理し、成長させることができます。

Marqeta Processingは、安全な認証や、エンドユーザーが取引できる場所や方法を制限することで、不正行為を減らすことができます。

Marqeta Applicationを使用することで、企業は、開発者用サンドボックス、カード管理、トランザクションモニタリング、ケース管理など、ペイメントライフサイクル全体をカバーするアプリケーションを活用することができます。

Marqetaの収益の大半はインターチェンジフィーによるものですが、それに加えて、主に物理的なカードの処理に関連した処理手数料やその他のサービスによる収益もあります。

マルケタ($MQ)のIR

Investor relations | Marqeta, Inc.
The Investor Relations website contains information about Marqeta, Inc.'s business for stockholders, potential investors, and financial analysts.

こちらのHPから、IRを参照できます。

マルケタ($MQ)のKPI

Marqeta S1より

TPVは、Total Payment Volumeの略で、決済総額です。2020年は、177%増でした。

マルケタ($MQ)のP/L

売上と成長率

Marqeta S1より

四半期ごとの売上です。2021.1Qの成長率はYoYで123%程度と順調に成長しています。

粗利と粗利益率の推移

Marqeta S1より

グロスマージンは、40%前後で安定しています。

Adjusted EBITDAの推移

Marqeta S1より

調整EBITDA(利払い前・税引き前の償却前利益)の推移です。こちらも順調に推移していると思います。

マルケタ($MQ)のB/S

Marqeta S1より
流動比率276.13%
自己資本比率59.84%

流動比率は十分で、自己資本比率は59.84%と高めで、比較的安全と考えます。

マルケタ($MQ)のC/F

Marqeta S1より

本業の儲けである営業キャッシュフローは年々、四半期づつ順調に成長しています。

利益剰余金も積み重なっており、キャッシュは豊富と思います。

マルケタ($MQ)の株価(2021/6/11時点)

IPO初日、32.50ドルでスタート、32.75ドルまで上昇しましたが、終値は30.52ドルで、公開価格から3.52ドル上昇しました。その後は今の所は、32.5ドルは超えていません。

マルケタ($MQ)のバリュエーション(2021/6/11時点)

Price/Sales (ttm)47.74

まだIPO間もないですが、PSRは47.74と、比較的高いPSRが許容されています。

マルケタ($MQ)に投資する上でのリスクファクター

・売上をSquareに依存しています

2019年、2020年は、Squareはnet revenueの60%および70%をそれぞれ占めていた。

2020年1-3月期および2021年1-3月期では、net revenueのうち、それぞれ66%および73%を占めていた。

Marqeta S1より

S1によると、他の顧客の売上が伸びていくのに従って、依存状態は改善していくと説明されていました。

しかし、Squareの決算を注意深く見ていく必要はあると思います。

Squareは、去年のコロナの追い風により、売上が伸びていた企業でもあり、Squareの売上減にともなって、減速する可能性はあります。

・グローバル展開がうまくいくか。

現在グローバル部門の売上は、2%に満たないです。

現在36カ国でビジネスを展開中ですが、今後の成長は、如何にグローバル展開がうまくいくかにかかっていると思われます。

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