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ディーローカル($DLO)株価分析 注目の2021年IPOフィンテック企業

dlo

 今回は、直近IPOした注目のIPOフィンテック企業のディーローカルについてF-1を中心にまとめていきたいと思います。

まとめ
・新興国でビジネスを展開する大企業が現地でのビジネスを円滑に行えるよう、電子決済のプラットフォームを提供している。
・電子決済は今後も急速に成長が見込まれる巨大なマーケット。
・今期の売上成長率は123%(yoy)と急速に成長している。
・すでに黒字化を達成している。
・取引相手が大企業が多く、売上も依存傾向が強いことが主なリスク。

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ディーローカル($DLO)を取引できる米国株でおすすめの証券会社

SBI証券(取り扱いなし)

楽天証券(2021/6/18〜)

マネックス証券(2021/6/9〜)

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ディーローカル($DLO) 企業情報とビジネスモデル

本社ウルグアイ
CEOSebastian Kanovich
設立2016年
IPO2021年
時価総額15.522B

ディーローカルの会社の経営理念は、

Our mission is to enable global merchants to connect seamlessly with billions of emerging market users.

です。

グローバル企業が数十億人もの新興市場のユーザーとシームレスにつながることができるようにすること

です。

IPO時の幹事は、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティなどでした。

ディーローカルは、クラウドベースの決済プラットフォームを新興国でビジネスを展開しようとするグローバル企業などに提供しています。

新興国などで、グローバル企業がビジネスを展開する時の障壁として、APM、現地の金融機関やアクワイアラーとの関係、当社が事業を展開する国への理解、差別化されたコンプライアンス、税務、不正管理能力などがありました。

ディーローカルは、1つのダイレクトAPI、1つのテクノロジープラットフォーム、1つの契約(これらを総称してOne dLocalモデルと呼びます)を通じて、グローバル企業のマーチャントが安全かつ効率的な方法でオンラインで支払い(ペイイン)と支払い(ペイアウト)を行えるようにします。

具体的には、Amazon、Didi、Microsoft、Spotify、Mailchimp、Wix、Wikimedia、Kuaishouなどの大手グローバル企業を含む330社以上のマーチャントと提携しています。

ビジネスモデル

サービスの対価としてのマーチャント・ディスカウント・レート(MDR)と、米ドルやユーロを含む様々な通貨との間で資金の交換や国外送金を行う際に発生するFXサービス・フィーが収益となります。

簡単に言うと、決済ごとに手数料が発生する仕組みになっています。

ディーローカル($DLO)のKPI

TPVは、Total Payment Volumeの略で、決済総額です。

2020年は、61%増でした。

2016年からのCAGR(年平均成長率)は97%と驚異的なスピードで成長しています。

市場機会

ディーローカルF-1より

AMIによると、Pay-in(支払いの受け取り)は2024年までに$1.1 trillionまで増加すると予想されています。CAGR(年平均成長率)は27%で、非常に大きな市場が急成長している段階だと思われます。

ディーローカル($DLO)のP/L

売上と成長率

四半期ごとの売上です。March 31.2021の成長率はYoYで123%程度と順調に成長しています。

概ね90%以上の成長率を維持しています。

粗利と粗利益率の推移

グロスマージンは、50%台後半〜60%台後半で順調に推移しています。

純利益の推移

純利益はすでに黒字を達成しています。成長率は、凄まじく今後が楽しみです。

ディーローカル($DLO)のB/S

流動比率133.29%
自己資本比率26.04%

資本金もIPO前としては、豊富にあると思います。

ディーローカル($DLO)の株価(2021/7/2時点)

IPO後、株価はうなぎのぼりで60%近く上昇しています。

ディーローカル($DLO)のバリュエーション(2021/7/2時点)

IPO時にもPSRは70を超えて非常に高いPSRが許容されていたのですが、現在は、PSR122と更にPSRは高くなっています。

ディーローカル($DLO)リスクファクターで気になった点

F-1のリスクファクターで気になった点は、

・電子決済事業は変化が大きい。
暗号通貨の発展など新しいサービスや技術は、現在提供している製品やサービス、あるいはそれらを提供するために当社が現在使用している技術よりも優れていたり、損なわれたり、時代遅れになったりする可能性があるようです。

・大企業との取引に依存している。
売上高上位10社で、売上高の約70%を占めているようです。
このような環境下では事業環境が悪化した際に、値下げを求められたりする可能性があるとのことです。

・季節的変動のある業種が多い。
小売、ストリーミング、ライドハイアリング、金融機関、広告、SaaS、旅行、e-ラーニング、ゲームなど様々な業界で事業を展開しており、これらの業界は異なる季節的傾向を持っています。
ディーローカル側は、これからも、事業の季節変動は続くと見ています。

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