今回は、2019年IPO組の$DDOGの決算が発表されましたので、内容を見ていきたいと思います。
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データドック($DDOG)の決算ハイライト
$DDOG FY21.4Q
◎EPS $0.20 vs est. $0.12
◎Revenue $326.2M vs est. $291.48M
GUIDANCE:
〇Q1
Q1 2022
EPS $0.10~$0.12 vs est. $0.11
Q1 2022 revenue $334~339M vs est. $306.6M
×FY2022
EPS $0.45~$0.51 vs est. $0.57
revenue $1.51~1.53B vs est. $1.41B
今期はインフレを他所にSaaS企業らしく安定した成長でした。
通期の見通しがコンセンサスを若干下回っています。
データドック($DDOG)KPI

太客も順調に増えていますね。
データドック($DDOG)のP/L
売上と成長率

売上、売上成長率の推移です。
SaaSモデルだけあって、売上の成長は安定しています。また、グロース企業としては、成長率が加速していくのも高評価です。
EPS、EPS成長率の推移

今期
今期でEPSがプラスに転じています。
ポイントは、営業費用が減少したことにより、営業利益率の改善です。
営業費用をかけないでも、売上が伸びていることから、競争力が強いことがうかがえます。

データドック($DDOG)のB/S

流動比率 | 353.88% |
自己資本比率 | 43.73% |
負債資本比率(D/E ratio) | 1.29 |
財務は流動資産がかなり多く、健全と考えます。
データドックのC/F


営業CF、営業キャッシュフローマージン、FCF、FCFマージンともに上昇傾向で、文句の付け所がありません。
企業価値を着実に高めていると思われ、好感します。
まとめ
データドックは、インフレ化でも、安定した成長を見せていることが分かりました。
また、うまい具合に営業費用が落とせて、さらに営業利益率が高まって、収益性も大幅に改善しています。
EPSもプラスに転じており、今後は利益を伸ばすフェーズに転じていくことと想像されます。
懸念点としては、通期のEPSがコンセンサスに届かなったことですが、カンファレンスコールを聴いてみようと思います。