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 ルイジアナ・パシフィック($LPX)企業分析 ~ウッドショックで株価うなぎ上り?~

最近、日本でもウッドショックという言葉を聞くようになりましたね。

今回は、ウッドショックで恩恵を受けるど真ん中銘柄のルイジアナ・パシフィックを分析していきたいと思います。

  • ルイジアナ・パシフィックの企業概要とビジネスモデル
  • ルイジアナ・パシフィック($LPX)の業績(損益計算書、バランスシート、キャッシュフロー)
  • 今後の注目点は住宅需要とコンテナ船の供給

   

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ルイジアナ・パシフィック($LPX)の企業概要とビジネスモデル

ルイジアナ・パシフィックは、設立は、1972年と比較的老舗の企業となります。

SectorMaterials
Industrry GroupsBldg-Wood Prds

木配向性ストランドボード(OSB)壁板(Siding)集成材(EWP)といった木材を加工製造し建築業者、リフォーム業者、住宅所有者へ提供しています。

セグメント毎の売り上げは以下です。

FY20 annual reportより作成

SidingとOSBで売り上げの8割近くを占めています。

2016 annual reportより

業界規模

Siding Market
marketsandmarketより引用

2020年のコロナ前では、Siding marketは比較的成熟したマーケットとなっており、2019年の101.7Bから2024年には126.3Bへと、2019年から2024年にかけてCAGR4.0%で成長すると予測されていました。
Siding marketの需要は、世界各地で建設産業が高成長していることが追い風となっていました。

ところが、新型コロナによるパンデミックで状況は一変
リモートワークによって、自宅での仕事が増えたことで、労働者の移動が活発になり、大都市から郊外など、広い一戸建て住宅を志向するようになりました。
また、サプライチェーンが混乱し、その結果、あらゆるものの値段は高騰しました。
木材も例外ではなく、2020年のパンデミック後に急激な上昇が見られています。

FREDより

それに加えて、住宅市場を加熱させているのは、住宅ローンの記録的な低金利です。
住宅ローンの低金利は需要を刺激し、供給は制約を受けている状態で、需要と供給の差がかつてないほど開いています。

この需要と供給の差がウッドショックと呼ばれています。

ルイジアナパシフィック($LPX)の株価

Trading viewより

コロナショックの底(2020年3月18日)から、2022年2月22日までの株価チャートを掲載しております。
ルイジアナパシフィック($LPX)の株価は木材価格の先物にほぼ連動する形で上昇し3倍近くになっています。
ルイジアナパシフィックが強い競争力を持ち、木材価格を製品に転嫁できていることが分かりますね。

競合

Louisiana Pacific社の一番の主力は、Sidingであり、北米で#1のシェアを誇ります。

20FY3Q Presentationより

最大の競合は、West Fraser Timber(ティッカーシンボル:WFG)です。
Market capや従業員数やエンタープライスバリューはそれぞれ2倍となっており、最大の競合といえます。

West Fraser Timber Presentationより

競合West Fraser Timber社のプレゼンテーションによると、北米OSB市場では、Louisiana Pacific社はシェア2位となっています。

Boise Cascade Company Presentation

また、競合のBoise Cascade(ティッカーシンボル:$BCC)社のプレゼンテーションによると、北米EWPでは、Louisiana Pacific社はシェア3位となっています。

総合すると、Luisiana Pacific社はどの分野においても、一定の競争力を有していると思われます。

ルイジアナ・パシフィック($LPX)のP/L(損益計算書)

売上と成長率

利益率の推移

EPS、EPS成長率の推移

P/L(損益計算書)を見てみると、すでに2016年から黒字転換に成功しています。

そのあとの成長は言わずもがなです。

ルイジアナ・パシフィック($LPX)のB/S(バランスシート)

流動比率347.20%
自己資本比率59.16%
負債資本比率(D/E ratio)0.69

木材メーカーはシクリカル銘柄になるのですが、コロナ前から住宅需要が旺盛だったのもあり、バランスシートも健全となっています。

ルイジアナ・パシフィック($LPX)のC/F(キャッシュフロー)

①営業キャッシュフローの推移

②フリーキャッシュフローの推移

2021年度の決算はいずれも爆裂決算となっており、FCFも豊富となり、2月18日に$0.22のshare quarterly dividendを発表しました。
今後も、好業績が続けば、株主還元に期待できそうです。

ルイジアナ・パシフィック($LPX)の今後は?

①住宅需要

2022年2月現在、足元の米住宅着工件数は絶好調で、先行指標となる住宅建設許可数は過去最高となっています。

絶好調なのは、新築だけではなく、中古住宅販売も絶好調となっており、需要はタイトとなっています。

とはいえ、これから住宅ローン金利は上昇していく局面です。
一般的に住宅ローンの金利上昇は需要を一定殺すといわれています。

第4四半期の住宅価格の中央値は平均で40万4,000ドルだったと思います。
仮に金利が0.5%上昇したとすると、平均的な顧客は金利上昇によって2万4,000ドル少ない住宅を購入することはできません
そのため、お客様は別の選択肢を探すか、別の選択肢を探すための動機付けをせざるを得なくなります。
このことは、当社にとっても、ビルダーが成功するためにはオフサイトモデルへの切り替えを始めるという事実にとっても重要です。

Skyliine Championship 21FY4Q presentation

住宅メーカーのSkyliine Championshipによると、金利上昇に伴って購入できる住宅の値段は下がってくるということです。
現在、そしてこれから近く起こることは、高級ラインから通常ラインへの需要の移行で、住宅需要自体は旺盛な状態が続くと思われます。
よって、高級住宅メーカーから徐々に格安メーカーへと需要が移行していくと予想します。
高級木造住宅メーカーはLennar Corporation(ティッカーシンボル:LEN)、D.R. Horton, Inc.(ティッカーシンボル:DHI)などが有名処です。
これらの決算は要Checkだと思われます。

②木材供給

木材供給のボトルネックは、何といってもコンテナ船の不足でしょう。
コンテナ船は現在、引き続き供給は限定されており、不足しています。
コンテナ船の決算は要Checkですね。
大手は、ZIM Integrated Shipping Services Ltd.(ティッカーシンボル:ZIM)、Matson, Inc.(ティッカーシンボル:MATX)です。

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