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投資初心者は何から始めるべきか。

投資が全く分からないあなたへ。

当記事では、各金融商品ごとの特徴と、それらをどう組み合わせていけば良いのかを解説していきます。

あなたに適切な資産運用の仕方を考えていきましょう。

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①資産運用の目的は何か考える。目標利回りを決める。

まず、大切なことは、資産運用のゴールを決めるということです。
何からやっていいかわからないという人は、まず、資産運用の目的を考えましょう。
・老後資金
・子供の教育資金
・FIREしたい
等、個々人によって、目的は異なり、それによって、目標利回りは異なってきます。
貯めたい金額が決まったら、目標利回りを計算しましょう。

貯めたい金額、毎月投資に回せる金額、運用年数があれば、計算できます。

計算ツールは、Morningstarの金融電卓のページが便利です。

https://www.morningstar.co.jp/tools/simulation/
FIREは別ですが、意外と5-10%の利回りがあれば十分ではなかったのでしょうか?

②各金融商品の特性とリターンとリスクを理解する。

・国内株式
・国内債券
・外国株式
・外国債券
・国内不動産(J-REIT)
・外国不動産(グローバルREIT)
・コモディティ(金、穀物等)

などが、代表的なアセットです。各金融商品ごとに特色があります。

世界でもっとも有名なヘッジファンドの帝王、レイダリオは、各商品を経済の成長率とインフレ率で分類しています。

季節対応の金融商品
経済成長期株式、社債、コモディティ、金
経済停滞期長期米国債、米国物価連動国債(TIPS)
インフレ期 コモディティ、金、米国物価連動国債(TIPS)
デフレ期 長期米国債、株式
世界のエリート投資家は何を考えているのか―――「黄金のポートフォリオ」のつくり方を参考に作成

どの時期にも好調な資産クラスはありません。
また、どの資産クラスも暴落することがあり、それは避けることはできません。

なので、基本的には、これらを組み合わせてアセットアロケーションを作っていく必要があります。


source : Sellwood Consulting 

各資産ごとの、期待リターンとリスク(標準偏差)を示しています。
この期待リターンは年率です。意外と低いと思った方も多いと思いますが、これが現実です。
これ以上のリターンを謳う投資商品はほぼすべて詐欺商品と思って下さい。
期待リターンとリスクは基本的には、相関関係があり、リスクとリターンは隣りあわせだと思ってください。

現金や短期債券は安全ですが、インフレ率(米国)より低く、減価していってしまいます。
長期債券などは低リスク低リターン、株式や不動産ミドルリスクミドルリターン、プライベートエクイティや新興国株式はハイリスクハイリターンです。
もっと詳しく知りたい方は、JPMorganのLTCMA Matricesがおススメです。

https://am.jpmorgan.com/ca/en/asset-management/institutional/insights/portfolio-insights/ltcma/matrices/
このLTCMA Matricesでは、各国の債券やゴールド等様々なアセットの期待リターン(2022年)が参照できます。

③アセットアロケーションを組む

アセットアロケーションとは、運用する資金を株や債券などのアセット(資産)にどのような割合で投資するのかを決めることをいいます。
リスク許容度にもよりますが、運用の中心は株式と債券となることが多いと思います。
それは、株式は長期で運用すればするほどリターンがプラスになることが期待できるからです。

Source : JPMorgan asset management

これは、JPMorganの資料で、株式は1年の運用では、47%~-39%とかなりのボラティリティが存在しますが、20年の長期期間の運用では、+6%~17%とかなり魅力的なリターンとなっていますね。

Stocks For The Long Run – Marotta On Money
sourse : Stocks for the LongRun

これは、ジェレミーシーゲルが1801~2001年のアセット毎のリターンをまとめたものです。
株式のリターンが圧倒的、債券は比較的に安定してリターンを稼いでいます。
ドルは徐々に減価していってしまっていますね。

ただ、株式は、リターンは大きいものの、リスク(標準偏差)も大きいです。
そこで、超長期で運用できない人やリスク許容度が低い人は、株式と債券を組み合わせることになります。

なぜ組み合わせるかというとその方が、リスクあたりの運用効率が上がるからです。(難しい言葉でシャープレシオといいます)
先ほどのレイダリオの図の通り経済やインフレ率によって、有利な資産アセットが変わっていることからも分かりますね。
その上で、なぜ株式と債券を組み合わせるかというと、株式が上がっている時には、債券は下がり、株式が下がっている時には、債券は上がる(負の相関)があるからです。

Sourse : JPMorgan asset management

各資産の相関関係です。1に近ければ組み合わせる意義は薄れ、‐1に近いほど、組み合わせることによってリスクあたりの運用効率が上がります。

④参考にしたいアセットアロケーション

(1)GRIF

GRIFのアセットアロケーション

私たちの年金を運用しているGRIFのアセットアロケーションです。
「長期的に年金積立金の実質的な運用利回り(運用利回りから名目賃金上昇率を差し引いたもの)1.7%を最低限のリスクで確保することを目標とし、この運用利回りを確保するよう、基本ポートフォリオを定め、これに基づき管理を行うこと」を目標に資産を運用しています。お金を減らしたくない。インフレに勝てれば十分という考え方の方は参考になるのではないでしょうか。

(2)帝王レイダリオのオールウェザー

世界のエリート投資家は何を考えているのか―――「黄金のポートフォリオ」のつくり方を参考に作成

帝王レイダリオはどのような市況環境であっても安定的な成績をだすオール・ウェザー型のアセットアロケーションを組んでいます。
株式が債券の3倍のリスクがあるとして、株式と債券がこの比率とされています。

債券と株式が両方下がることもあるので、金やコモディティも含まれているんですね。

(3)株式:債券=60:40

portfolio visualizer

株式:債券=60:40のアロケーションは従来より、運用効率の良い比率とされています。
(実際にportfolio visualizerで計算したところ、運用効率が最も高かったのは、株式:債券=50.63:49.37でした。)
また、100‐年齢を株式比率とする考え方も良くされる比率ですね。

筆者のアロケーション

筆者のアロケーションは現在米国株100%です。
20年以上運用していく予定なのと、インフレ下では債券のリターンが期待できないという点から、株式100%という形をとっています。

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